床下点検口について

 

住宅を建築すると天井や床下部分は、その後隠れてしまいますので

なかなか見ることができません。

こうした際には点検口を設置して、各箇所の点検ができるようになります。

 

床下点検口では、収納庫が一体となっているものもあります。

お米などの食料品を長期保存することも可能で、

収納庫を取り外すと、点検口としての役割も果たします。

 

床下には、基礎コンクリートや、土台・大引きなどの構造部分、

配管などがありますので、

配管からの漏水していないか、

シロアリによって構造部が損傷していないか、

断熱材がどのような状態かなど

そのようすを確認することができます

 

ただし広く見通せないことが難点でもありますので、

どこに設置しているかは非常に重要です。

数十センチずらしておけばよかったなど、

あとから気づくケースもありますので

新しく設置するときには、十分に検討することが大切だといえます。

 

また、湿度や温度の高い場所では、

食料品などの長期保存には不向きですので、

そうした見極めも大切なポイントとなります。