型枠工事はビルやマンションなど建物の土台となる部分の施工業務です。
型枠にコンクリートを流し込んで固め、その後骨組みを立てて建物を作っていきます。
型枠工事は、設計図を見ながら寸分の狂いも出ないような正確性が求められます。
土台がゆがんでしまっては、建物の耐久性や耐震性に影響が出てしまいますからね。
そういった意味でとても大切な型枠工事。
作業員の年収はいくらなのか調べてみました。
型枠工事のみの作業員の平均年収は、公式データには残念ながらありません。
ただ建設業の作業員としての平均年収は400万円程度と言われていますから、型枠工の仕事もおおよそそれぐらいではと推測されます。
あとは経験や年齢によって多少前後する状況でしょう。
なお、型枠工事に役立つ3つの資格があります。
それは型枠施工技能士、型枠支保工の組立て等作業主任者、建設施工管理技士です。
これらの資格があると技術的に優れている、実務経験が豊富などの解釈され、年収が高くなる傾向があります。
特に型枠支保工の組立て等作業主任者は、型枠工として2年以上の実務経験が必須であるため、知識と技術の両方を兼ね備えた人物のみ資格を得ることができます。
型枠工事でできるだけ高い給料を手にしたいということでしたら、こういった資格を目指していきましょう。