足場工事とは?種類はどんなものがある?

足場工事は建造物の作業台として仮設する工事のことです。
建物が完成すれば足場も速やかに撤去していきます。

建築物が2階以上の場合は足場が必要になります。
例えば戸建て住宅でも2階建てなら足場が必要です。

マンション、アパート、商業施設、公共施設などの新築工事、あるいは修繕工事で足場が重宝されます。

足場工事は組み立てる方式から枠組み足場、くさび式足場、単管足場などの種類があります。

枠組み足場は鋼管を外枠から施工していき、金具を留めて固定する方法です。
比較的シンプルな建物で低中層建築物に対して施工する方法です。

くさび式足場は緊結部にくさびを取り付け、組み立てていく方法です。
結合方法がとてもシンプルで、ハンマーさえあればとび職人がどんどん組み立てることができるので、短時間で施工できる最もスタンダードな足場組立です。

ただクサビ式足場は地上31mまでに行う施工方法で高層階の建物では適用していません。

単管足場はパイプのような資材を使って組み立てていく足場です。
つなぎ目は水平材で固定し、長さを調整してきます。

足場組立の中ではあまり使用されないものですが、建造物に隣接する建物などがあり、幅が取れない場合はこのパイプを使った単管足場が使用されます。