念願のマイホーム。建物やインテリアはもちろん、せっかくだからお庭にもこだわりたいと、新築やリフォームのタイミングで夢いっぱいの庭造りを計画している方も多いでしょう。しかし、素敵なお庭は造って終わりではなく、その後も定期的に人の手を必要とします。時間に余裕があり頻繁に庭の手入れができるのであれば問題ありませんが、そうでない場合は十分に考えた上で庭造りを進めた方がよいでしょう。
庭造りで失敗しないために押さえておきたいポイントをいくつかご紹介します。
天然芝か人工芝か
自然の風合いが美しい天然芝。コストも比較的安く導入しやすいのがメリットですが、綺麗な状態を保つには2週に1度の芝刈りが必要です。肥料や水やりの手間も考えなくてはならないため、天然芝はガーデニングや庭作業が好きな方向けといっていいでしょう。
安易に落葉樹を選んではいないか
シンボルツリーとして人気の樹木の中には、秋には葉が落ちる落葉樹もあります。庭掃除の回数を減らしたいのであれば、秋冬でも葉が落ちない常緑樹がおすすめです。
花や樹木の量は手入れができる範疇を超えていないか
見た目重視で花や植木を増やしてしまうと、その後のお手入れがとても大変になります。手入れが楽なもの、お住まいの気候に合ったものなど、植物の特長もしっかりと把握した上で植えるのがおすすめです。