ビルの美観を保つために定期的におこなわれる高所窓拭き。

高所での作業は危険が伴うため、高所窓拭きの作業の手順や安全についてを熟知している作業員がおこなうのが一般的です。

高所窓拭きなどの高所での作業をおこなう場合は「ロープ高所作業特別教育」と言う資格が必要です。

「ロープ高所作業特別教育」は地上から2メートル以上で、足場が使用できずロープにぶら下がった状態で作業をおこなうには必要になります。資格取得のためには学科を4時間、別の日に実技を3時間の受講すると資格を得ることができ、受講資格は特になく誰でも受講できるようになっています。

つぎに高所窓拭き作業の種類を3つご紹介します。

・　ロープワーク（ブランコ作業）

屋上からロープを垂らしてブランコを取り付けて作業する方法で、足場を組立てたり、ゴンドラを使用しての作業に比べると低コストです。

・　ゴンドラ作業

高層ビルや高層ホテルではゴンドラが常設されているところがあり、こういった建物であればゴンドラを使って高所窓拭きの作業が可能です。

・　高所作業車による作業

ロープワークやゴンドラが使用できない建物や看板などには高所作業車を使用して高所窓拭きをおこないます。高所作業車は12～29メートルまでの高さの建物まで作業ができるうえ、作業員の身体が安定して重い清掃道具も運べるメリットがあります。