衛生設備工事について知ろう!衛生設備工事とはどんな工事?

私たちが日常生活を送るうえで欠かせないものがキッチンやトイレ、浴室などの水回りです。

衛生設備工事とはこれらの設備を使用するための工事を指し、住宅だけではなく商業施設やオフィスビルなど水を使用する建物には欠かせない工事になります。

衛生設備工事について詳しく解説すると。キッチンやトイレなどの水回りの他にも、給水設備・排水設備・給湯設備などの水を使用するための諸設備に加えて、消化設備・ガス設備・浄化槽も衛生設備工事に含まれます。

 

・ 給水工事

給水工事は水道管から建物内への給水設備や給湯設備に上水道を引き込んで建物内で水を使用できるようにする工事です。

給水工事は給水や排水の水漏れなどのトラブルがあると、建物全体に影響を与えるため万が一の施工のミスが許されない工事であり、パイプを接続するのに高い技術が必要になるため、熟練の職人が作業する必要がありました。

しかし、近年では架橋ポリエチレン管を使用してのヘッダー工法で施工行うことが増えたため、耐久性が高くなり施工時間も短縮できるようになりました。

 

・ 排水工事

一方排水工事では、設備によって様々な基準があるため、十分な知識が必要です。特に、屋内排水管と屋外排水管では、使用すべき排水管や敷設時の勾配に違いがあり、それに沿って施工しないと汚水が逆流するなどの不具合があるため気を付けなければいけません。