家の境界と道路とを塀やフェンスで囲わないオープン外構は欧米諸国に多いスタイルで、家が開放的で敷地が広々と見えるのが魅力です。

ここでは、オープン外構のメリットとどんな住宅が向いているのかを解説します。

◇　オープン外構のメリットと留意点

オープン外構はいわば「見せる外構」です。

塀やフェンスに囲まれていないので風や光を遮らないので自然光が差し込み明るくて、風通しが良くなるので自然を感じることができるのが大きな特徴です。

また、塀やフェンス、門扉を設置しないので外構工事費を抑えることができるのもメリットだと言えるでしょう。

注意したいのが、塀やフェンスがないぶん敷地内に不審者や犬、猫、ゴミの投げ入れなども発生する可能性があります。

また、防犯対策はもちろんですがプライバシー保護の対策も忘れないようにしましょう。

◇　オープン外構に向いている住宅とは？

まず、都心で土地価格が高い場所に住宅を購入予定の人には向いています。

都心部で家を建てる場合に狭い土地に外構を設置すると圧迫感があり、かと言って広い土地にすると価格が高くなるため、狭い土地が広く見えるオープン外構が適してます。

他には、ガーデニングが趣味で道行く人にも一緒にたのしんでもらいたい人や、外構工事費を抑えたい人にもおすすめです。