折り返し階段の特徴とメリットとデメリット

階段には直階段、らせん階段、回り階段等いくつかの種類がありますが、その中でも住宅やビル、商業施設、学校などの様々な場所で見られるのが「折り返し階段」です。

 

◇折り返し階段の特徴

折り返し階段とはその名の通り、階段の途中で180℃方向を変えて、折り返していて上から見るとコの字になってっているのが特徴です。折り返す部分に踊り場があるため、その分スペースがが必要です。

 

◇折り返し階段のメリットとデメリット

・メリット

折り返し階段の折り返し部分が必要なので、ある程度のスペースを使って階段を設けるため傾斜が緩やかなのでお年寄りや小さな子供にも優しい作りであることです。

上り下りがしんどい時には踊り場で休憩をすることもできます。

また、万が一階段で転倒した時でも、踊り場の部分で止まるので、全段を転げ落ちる危険性がほとんどありません。

 

・デメリット

一方で、折り返し階段には折り返す部分が必要なので、直線型の階段に比べるとスペースが必要です。そのため、建物の面積が狭い場合や、他にスペースを使用したいので、階段にあまりスペースを使いたくない場合は不向きです。

他には、折り返し階段は階段数が増えるため直階段に比べると設置費用が高くなります。