カーポートは、屋根と柱で構成された簡易的な車庫です。
車を保護するために設置され、雨風や汚れ、落下物から車を守ります。
これにより、車の劣化を防ぎ、洗車の手間や費用が削減され、雨の日でも濡れずに車の乗り降りができるので、より快適に駐車スペースを使えるようになります。
ここでは、カーポートとガレージの違いを解説しています。
◇ガレージとの違い
・構造
カーポートは屋根と柱だけで構成されていますが、ガレージは屋根に加えて三方の壁とシャッター付きの入り口で車を完全に囲む構造になっています。
一般的に「車庫」といえば、ガレージを思い浮かべる方が多いでしょう。
施工方法も異なり、カーポートは柱を立てて固定し、その上に屋根を取り付けます。
対して、ガレージは基礎工事で土台を作り、その上に本体を組み立てるため、しっかりとした建物となります。
・固定資産税
カーポートは固定資産税の対象外となる場合がほとんどですが、ガレージは固定資産税がかかります。
これは、屋根があり、三方以上が壁で囲まれた構造物が土地に固定されている場合、住宅と同様に固定資産税が課せられるためです。
・費用
見た目や構造からもわかるように、ガレージの設置費用はカーポートより高額です。
車1台分で比較すると、カーポートは安いもので約20万円で設置できますが、ガレージは40万円以上費用がかかります。。