セルフリノベーションは、低予算で自由なデザインを楽しめる点が魅力です。
自分で設計・工事を行うため費用を抑えられますが、素人や初心者が手掛けると時間や労力がかかり、仕上がりが不十分なリスクもあるため注意が必要です。
ここでは、セルフリノベーションで失敗しがちなことをご紹介します。
◇デザインにこだわり、機能性が劣る
セルフリノベーションの実例はデザイン性が高いものが多いですが、生活空間としての機能性も重要です。
「お気に入りのデザインでリノベーションしたけれども、使い勝手が悪い」といった声をよく聞きます。
機能面を考慮したリノベーションや機能改善を行う際は、見た目だけに偏らないよう、施工内容を再検討することが大切です。
◇家具や家を傷付ける
丁寧に準備を行うことで、工事がスムーズに進み、仕上がりも美しくなります。
準備には、既存の家具や家を傷つけないように保護することが含まれます。
また、工事のためのスペースを事前に確保し、移動が必要な家具は邪魔にならない場所に移動しておきましょう。
◇完成度に不満がある
セルフリノベーションの完成品と、自分が描いた設計図や参考にした写真を比較した際に、「何かが違う」と感じることがあります。
テレビやSNSで見るセルフリノベーションは、知識や経験のある人によって行われているため、完成度が高いのです。
しかし、初心者がそのレベルにすぐに達するのは難しいため、過度な期待は禁物です。