内装工事の基礎知識 基本的な工事の種類を解説!

「内装工事」とは、建物内の設備・装飾の施工を行うことを指し、いくつかの種類に分けられます。

 

◇軽鉄工事・ボード工事

軽鉄工事は、オフィス・店舗・商業施設などで空間を区切るために、天井や壁の骨組みとなる薄い鉄製の下地材を設置する工事です。

ボード工事は、軽鉄工事で組んだ骨組みの上にボードを貼り付け、壁や天井の下地を形成する工事です。これにより、新たな壁や天井の設置、または既存のボードの交換が可能となります。

 

◇クロス工事・塗装工事

クロス工事は、低コストで内装の雰囲気を大きく変えられる工事で、明るい内装をシックに、または落ち着いた内装を明るくするなど、壁紙を変えるだけでイメージを一新できます。

塗装工事は、建築物の下地素材に塗料を塗り、美観を整えるとともに、錆びや腐食、ホコリの付着を防ぐ重要な工事です。塗装は現場だけでなく、製造時に工場で行われる場合もあります。

 

◇左官工事

左官工事は、壁や床の下地を整え凹凸をなくす作業や、漆喰や珪藻土を用いて質感や模様を活かす仕上げ作業を行う工事です。クロスやタイルを貼る前の基礎づくりや、壁面を滑らかで美しく仕上げるために重要です。

 

◇床仕上げ工事

床仕上げ工事は、建築物の仕上がりを左右する重要な工程で、必要に応じて高さ調整や通気確保の下工事を行います。機能性と美観を両立させるため、適切な床材を選んで施工します。