解体業のみの平均給料は残念ながら正式なものは発表されていません。
厚生労働省が発表しているデータでは、建設業に属する従業員の平均給与は発表されています。

そのデータによると1000人以上の企業の場合は月間平均給料が69万円、中小規模は44万円、小規模は37万円となっています。

これは解体業ではなく、建設業界全体なので多種多様な職種が含まれています。

実際に解体業の求人情報をチェックすると、このような高額な月給を提示しているケースは少ないです。

初任給で考えると15万円から20万円程度が相場です。
特に解体業は10代の募集も多く、若年層の就職が目立ちます。
その場合は給料が月20万円に届かないというケースも珍しくありません。

ただ、解体業の中でも資格を取得していて、重機などを扱える方は高い報酬も見込めます。

クレーン車やショベルカー、フォークリフト等が運転できると業務の幅が広がり、それが報酬に反映されることがあります。
そうなると、20代でも月収30万以上が可能です。

クレーン車の資格を目指す場合は小型移動式クレーン運転技能講習、床上操作式クレーン運転技能講習、玉掛け技能講習があります。

そういった講習を受けて、対応できる仕事が増えれば解体業でも高収入が見込めます。