内装仕上工が使用するクロスの種類はどのくらいあるの?

内装仕上工の工事としてクロスの貼り替えがあります。
経年劣化によりひび割れや黄ばみ、劣化が見えた壁紙を張り替える仕事です。

それぞれのおうちにあったクロスに張り替えるのが一般的です。
クロスにはどんな種類があるのか見てみましょう。

・ビニールクロス

ビニールクロスは戸建て住宅などによく使われる素材で塩化ビニール樹脂を使用しています。

ビニールと言っても完全なビニール素材ではなく、紙材で裏打ちされた素材になっているので、触り心地も硬さを感じます。
若干凹凸のあるエンボス加工のビニールクロスが人気です。

・紙クロス

紙クロスはパルプ材を使用したプリント加工された壁紙です。
ビニールクロスに比べて、つるっとした表面が印象的で汚れが付着しにくいのが特徴です。
また、表面が撥水性に優れているため、湿気を帯びにくい性質があります。
日本の気候にも合ったクロス材です。

・珪藻土クロス

自然素材の珪藻土を使ったクロスです。
こちらも湿気を吸い取る作用があり、しかも防火性に優れているので、火事などに非常に強い素材になっています。

和室に使ったり、古民家風店舗に使ったりなど、和を感じさせるお部屋でのクロスに使用されます。


内装仕上工ではお客様の要望に合わせたクロスを用意し、施工しています。