電気通信工は電気配線や設備設置などの工事を行います。
その業務の一つとして、コンセント追加も行います。
通常の電気コンセントだけでなく、最近はLANケーブルを壁のソケットに差し込むためのコンセント設置も行っています。
コンセントはDIYで自分で増設することはできません。
電気の配線を施工することになるので資格がないとできません。
施工するには電気工事士2種の資格が必要になります。
屋内の電気配線の分岐させて施工する必要があるので、電気会社に依頼して増設してもらうケースがほとんどです。
電気通信工は、コンセントを設置する前にまず分電盤を確認します。
分電盤には配線図が記載されていて、どこのコンセントがどの配線になっているのか確認することができます。
電力に余裕のある部分から分岐させることで、コンセントの増設が可能になります。
戸建て住宅だと100Vのコンセント増設が多いです。
店舗や会社、工場などの場合は200Vのコンセントを設置するケースが多いです。
これは家電製品などが100V基準にして作られているため、一般住宅では100Vが多くなっています。
逆に業務用機械などは非常にエネルギー供給が必要なため200Vに対応しているものがほとんどです。