空き家になった家を売ろうとした場合、家が古すぎてしまうと、そのままでは買主が現れません。
そのため一度更地にしてから売るケースが多いです。
解体は全て所有者が行う必要があります。
更地にしてから不動産会社に土地を買い取ってもらう流れになります。
その解体費用ですが、坪数に応じて変わるのが一般的。
また家の構造で、どんな資材が使われているかも関係してきます。
日本に多く存在するのは木造家屋。
仮に30坪程度の解体ですと100万円から120万円程度でしょう。
3階建てなど建物が大きい場合は150万円近くかかってしまうこともあります。
また、木造住宅以上に費用がかかるのが鉄骨造やRC造。
重機を使った解体に時間がかかるため、同じ30坪程度の解体でも150万円から180万円程度かかってしまいます。
なお、解体費用の中には足場組立、配線撤去、廃材の撤去などの費用が含まれています。
その他、重機の搬入がしにくい場所だと近くの駐車場代がプラスになって請求されることもあります。
なお、解体に関連して電気、ガス、水道の引き込み線撤去は事前に連絡して対応しておく必要があります。
業者によって費用もまちまちなので、複数社見積もりを取ることをお勧めします。