家庭で使用しているブレーカーやコンセントの取り替えは、素人では法律上できないことになっています。
電気工事は危険を伴うため、第1種電気士、あるいは第2種電気士の免許を取得している人でなければ作業を行うことができません。
電気工事は災害が発生した時に、対処できる知識や技術を持っている人でないと非常に危険ですからね。
自宅に設置されているブレーカーは電力会社との契約によって通電状態になっています。
これは活線作業と呼び、ブレーカーを切ってから作業する必要があります。
各分岐回路の線を外して、分電盤を外す工程が必要になります。
もし電気会社にブレーカー交換を依頼する際は、こういった資格所有者は必ず訪問に来てくれるのか確認しておきましょう。
ただし、電気工事の中でも軽微な工事に分類されるものは資格所有者でなくても対応できます。
例えば電気のソケットやローゼットなどの修復や交換でしたら、通電状態ではないので資格を所有していない人でも対応可能です。
電圧600ボルト以下の接続機器などでしたら、対応出来ます。
リフォームやテナントの修繕、イノベーションなどをお考えの方で、ブレーカー交換もついでにお願いしたい場合は、電気工事士の資格を持つスタッフがいる施工業者や電気会社に依頼しましょう。