リフォームする際は、雨樋も見てもらいましょう!

リフォームというと内装ばかりに目が行きがちです。
ただ、経年劣化によって傷むのは家の内部だけではありません。
屋根や外壁なども含めて、家全体の見直しが必要です。

そんな中、補修工事がおろそかになりがちな部分として、雨樋が挙げられます。
雨樋とは、雨水が溜まって流れていく排水路のことです。
長年そのまま放置していますと、雨樋に汚れが溜まってしまいます。
掃除しにくい場所でもあるので砂やホコリ、落ち葉などがたまってひび割れや腐食の原因になります。

雨水がうまく流れず屋根や外壁を伝って雨漏りの原因となることもあります。

少なくとも10年お住まいでしたら、一度、雨樋も見てもらいましょう。
住宅の老朽化に伴い、雨樋ごと交換される方もいます。

なお、雨樋は屋根の形状に合わせて作られています。

屋根材が変わると雨水が流れるルートや落ちる場所も変わりますので、そういった部分を考慮して、雨樋を設置しましょう。

雨樋の補修費用ですが、家の大きさや雨樋自体の素材にもよりますが、そこまで高いものではありません。
例えば、雨樋を掃除して、一部補修のみという程度でしたら3万円程度で済むケースがほとんどです。

雨樋全てを交換となると10万円を超えてきてしまうこともありますが、損傷がなければそのまま使用する形で問題ないでしょう。