リフォームとリノベーション。
英語の解釈だとリフォームが「立て直す、改造」などの意味で使われていて、イノベーションは「修理や改善」を意味することが多いです。

ただ、日本の建設業界で使われているリフォームとリノベーションは、それぞれ下記のような意味合いが強いです。

リフォーム
・老朽化した部分を改修、改善する

リノベーション
・老朽化したかどうかは問わず、現存するものから形を変える作業

例えば、「家の天井が古くなってきたから新しいものに取り替えよう」という時はリフォームと呼ぶことが多いです。

一方、「リビングと和室をつなげて一つのワンルームにしよう」というときは、リノベーションと呼ぶことが多いです。

つまり形を変えて大幅な改修があるときはリノベーションと考えておけば良いでしょう。

建設会社や賃貸会社ではリフォームとリノベーションが混同して使われていることもあるので、あくまで大まかな解釈と考えていた方が良いかもしれません。

リフォームの方が老朽化した箇所の部品やパーツなどをそのまま交換するだけなので、費用はそれほどかからないことが多いです。

一方、リノベーションになると支柱の再設計など、骨組の根本的改善から必要になるので高額な費用になることが多いです。