ZEH住宅とは省エネ住宅のことで、太陽光発電のソーラーパネルなどが設置されている家を指します。
自然エネルギーを有効活用し、発電することで暖房や冷房が使えるようになれば、光熱費の節約にもつながりますし、お住まいの方にとってもメリットがあります。
また環境汚染や環境破壊の抑制にもつながるので、社会的メリットもあります。
そういった状況もあり、国もZEH住宅の設計を推奨しています。
2030年までには、ほとんどの新築住宅でZEH住宅が当たり前になってほしいという意向も示しています。
そういった住宅を増やそうという狙いから、太陽光発電のシステム設置費用も年々下がってきています。
10年前に比べて初期費用が10万円ほど安くなっていますので、昔よりは検討しやすい費用になってきています。
なお、ZEH住宅はソーラーパネルの設置やエコファーム設置だけを指すわけではありません。
高断熱窓や外壁の設置で直射日光を受けても涼しい環境が維持できる断熱材もZEH住宅の一つと考えられています。
断熱性能が上がれば、仮に電気を今までと同じように使うにしても最小限の使用で快適な空間を維持できます。
家を建てる際はZEH住宅なのかということも検討してみてもいいかもしれませんね。