鳶工事は建設現場の足場組立や解体業がメインの業務です。
とび職の平均給料を検証したところ、年齢別では下記のような数値となっています。
10代:月給21万円
20代:月給25万円
30代:月給28万円
40代:月給33万円
10代で見習いのような形で始めると、18万円前後が多いです。
また、とび職の場合、正社員ではなく契約社員やアルバイト契約も多いです。
その場合、日当手当てになるケースもあり、1日1万円から1万5000円程度が相場となっています。
業務内容や地域経験などによってそのあたりは大きく変動します。
とび職が給料をアップさせるには役職に就くか、重機などを取り扱える機械オペレーターになるかといったところでしょう。
ブルドーザー、ショベルカー、クレーン車などの建設業務に必要となる重機が多数取り扱えれば、即戦力として採用され、高い報酬を得られる人もいます。
また、とび職は比較的離職率の多い職業でもあり、30代や40代になると、就業人数も減る傾向があります。
長年勤務していれば、現場主任者、責任者となることもあり、そうなると更に給料がアップします。
独立して親方となるか、あるいは継続して違った役職に就くかなど、30代後半あたりで悩む方も多いようです。