賃貸物件、中古不動産に必須の原状回復工事とは?行うメリットは?

 

原状回復工事とは主に、アパートやマンションなどの物件で新築同様の状態に戻すことを指します。

クロスの剥がれ、フローリングの傷、壁紙のシミなど全て修繕して元の状態に戻します。

さすがに新築並みというのは難しいですが、内装をすべて新しいものに変更するだけでも中古物件とは思えないほど綺麗な状態に改善することができます。

 

原状回復工事は賃貸物件、中古不動産どちらでも行います。
最大のメリットは賃貸物件なら入居率の増加、中古物件なら買主の増加です。

中古物件でも新築に近いような状態でしたらコスト面も考慮して買いたい、あるいは住みたいと思う人が増えます。

定期的な清掃だけでなく、原状回復工事をする事は次の利用者を増やす意味でとても大切な施工です。

 

原状回復工事は「ハウスクリーニング+修理、修繕を行うもの」と考えておけば良いでしょう。

見た目で特に劣化がなくても、例えば賃貸物件で住居者が喫煙者ですと、臭いも染み付きます。
それを改善するには内装材を全て変更するくらいの工事が必要です。

原状回復工事は施工費用も決して安いとは言えませんが、10年に1度ぐらいを目安に工事も視野に入れた方が良いでしょう。

特に老朽化が目立つ建物は必須の工事です。