床暖房で叶える省エネ&快適空間!最新システムと導入時のチェックポイン

寒い季節も足元からポカポカと温めてくれる床暖房は、快適性だけでなく省エネ効果の高さでも注目されています。

ここでは、床暖房で叶える省エネ&快適空間について、最新システムの特徴と導入時のチェックポイントを解説します。

 

◇床暖房の最新システム

・ヒートポンプ式

ヒートポンプ式温水床暖房は、高効率で省エネ性能が高く、6.0kWタイプは中規模住宅にも対応可能です。

床暖房だけでなく他の暖房機器とも接続でき、1台のリモコンで複数系統の制御や省エネアドバイスが可能。「密閉式」と「半密閉式」から選べ、地域に合わせた使い分けもできます。

 

・エコキュート

エコキュートは電気を使った床暖房の熱源としても利用でき、給湯と暖房を効率よく兼用可能です。冬でも床面が暖かく快適に過ごせるうえ、省エネ性能によりランニングコストの削減にもつながります。

 

・蓄電式

深夜電力で蓄熱体を暖めることで、日中も温かさが持続します。ランニングコストが非常に低く、長時間安定した暖房を求める住宅に最適です。

 

◇選ぶポイント

住宅の規模や床暖房の使用面積に応じて、6kWや12kWなど適切な出力の機種を選びます。

また、既存の給湯設備や暖房端末との接続性や適合性も事前に調査しておく必要があります。

屋外ユニットや循環ポンプなどの設置スペースや、日常のメンテナンスのしやすさも考慮しましょう。

最後に、導入時の初期費用だけでなく、光熱費などのランニングコストも含めたトータルコストで判断することが、長期的な満足につながります。