ドレーキップ窓をご存知ですか?
日本ではまだそれほど馴染みがないかもしれませんが、ヨーロッパを中心に世界各国で使用されている窓の仕様です。
近年の日本の住宅でもちょっとずつ増え始めています。
ドレーキップ窓は斜めに倒す内倒し開閉と、普通のドアのように開く内開き開閉が可能です。
一般の窓と違って窓枠にぴったりと収まるような仕組みになっていますので頑丈性があり、防熱性、遮音性にも優れています。
また、窓枠を外すことは業者の人でもない限りほぼ不可能です。
簡単に外から進入できませんので、防犯対策としても非常に性能が高いです。
一般的なドレーキップ窓は窓の外側に網戸が付いています。
窓の開け方も内開きがメインですから、外に開けることはありません。つまり、常に窓の外に網戸がついている状態なので、虫が入ってこないといったメリットもあります。
そして、ドレーキップ窓は横にスライドさせるものではありませんのでサッシがありません。
サッシの汚れは意外と掃除がしにくくて大変ですよね。
そういった心配なく、内枠を雑巾などでさっと拭けば良いだけなのでお掃除も簡単です。
階段や玄関、トイレなど自然の光を取り入れて室内を明るくしたい場面で役に立ちます。