ガルバリウム鋼板のメリットとは?どんなところに使うの?

 

ガルバリウム鋼板は建物の屋根や外壁として使用される建材です。
トタンと似ていますが、トタンよりも厚みがあって耐強性に優れています。

凹凸のある表面が特徴でアルミニウムや亜鉛が原料として作られています。

 

防水性や耐熱性にも優れていて、利便性の良い素材ですが、重厚感はそこまでありません。
また、どうしても色味によってはチープな印象を与えてしまいがちなので、一般の戸建て住宅で利用するケースは少ないです。(あえてガルバリウム鋼板を使っている家もありますが)

 

ガルバリウム鋼板がよく使われるのは倉庫やガレージなどです。
コスト的に抑えたい、簡単な施工で仕上げたいと希望するケースでよく使われる素材です。

ガルバリウム鋼板は水や熱に強さを発揮するものの、錆や腐食のリスクも伴います。
何十年も持つような資材ではないので、ある程度の年月が経ったら再塗装、あるいはガルバリウム鋼板の変更自体も検討した方が良いです。

 

イメージとしては「トタンよりは耐久性に優れている、しかしモルタル塗装するような建物では使用しない」、といった考え方が世間一般のガルバニウム鋼板に対する評価です。
倉庫や工場で比較的安い壁材を考えたいという方にはおすすめの資材です。