総合建設業とは、どんな建設会社のことをいう?

会社の紹介を行うときに「総合建設業」と表記するケースがあります。
建設と一言で言っても様々な作業内容があり、それを一括で請け負っているか、一部の施工のみ担当しているかは建設会社ごとに違います。

総合建設業と表記されている場合は、土木と建築の仕事すべてを含んだ業務形態の場合と考えると良いでしょう。

具体的には左官工事や鳶工事、コンクリート工事、鉄筋工事、舗装工事、屋根塗装工事、防水工事などです。

総合建設業は建築に関わる全ての分野で対応できる会社ということです。
対象物も幅広く、戸建て住宅からビル、マンション、アパート、病院、学校、商業施設、役所など。
建物の規模にとらわれず対応できる体制になっています。

また総合建設業の場合、下請け業者や子会社を持つケースが多いです。
それぞれ専門分野に長けた会社に仕事を割り振って、プロジェクト全体を管理する役割も担います。

例えば、屋根の修復工事なら屋根塗装会社へ、土台作りのみ依頼するなら型枠工業者に依頼するといった形です。

ピラミッド式の頂点に立っているのが総合建設業の会社です。
現場仕事だけでなく、施工管理や計画発注者との折衝など、総合的なマネジメントを行っています。