新電力とは?新電力を選択するメリットとは?

電力自由化によって電気を販売している企業が増えてきました。
その結果、一般の電力会社以外からも電気を購入できるようになっています。

そういった一般の電力会社以外からの電気販売、および購入を新電力と呼んでいます。

新電力は小売事業者の価格競争により、電気代が安くなっています。
消費者もそういった事業者から選択できるのでメリットも大きいです。

ただその反面、市場連動型の料金プランを採用しているところは、電気料金が高騰するなど問題になっています。
一時新規契約者をストップする企業も出てきているぐらいです。

なぜ新規契約者をストップしなければいけないのか。
その理由は電力会社と違って、新電力を発売している企業の多くは発電設備を保有していないからです。

発電設備を保有していない場合は、自家発電設備を新たに設定するか、あるいは大手電力会社の余剰電力を購入するかの二通りです。

例えば、冷夏の場合はエアコンを使用する人が減りますので、それだけ電気の使用量も減ります。
供給される電力にも余裕があるので、電気代が安くなります。

市場の卸売電力価格によって消費者が購入する電気代も変わってきますので、価格競争によって安くなっている時は良いですが、小売事業者の新電力はそういったときばかりではないと考えておいた方が良いでしょう。