建築用語の「ニッチ」とは?おしゃれさを演出するのに欠かせない施工

建設用語として使われるニッチは壁面のくぼみや凹みを表す言葉です。
あえて壁にスペースを作り出すことで、物を置いたり、飾り付けをしたりなど収納スペースとして有効活用することができます。

ニッチがあれば、収納棚やラックなどを設置しなくても、すっきりとした状態で物を置くことができます。

ニッチはリビング、寝室、トイレ、階段などあらゆるスペースを使って作り出すことができます。
もちろん壁の厚みなども考慮して作られているので、全ての場所に設置できるわけではありませんが、予め注文住宅などの場合は、設置したい場所を指定すれば作れる可能性が高いです。

最近はおしゃれな建売住宅でもエントランス部分や玄関、廊下、階段などに設置されるケースも増えてきました。

ちょっとした花瓶を置いたり、インテリアを置いたりなどお家の華やかさを演出するのに役立っています。

ニッチは構造上問題ない部分に施工されるので、柱の近くなどには設置できません。

もし建築会社と相談して、ニッチを設置したいと考えているなら間取り図などを拝見し、どの部分に施工可能か施工主に聞いてみると良いでしょう。

今後も素敵な飾り棚として、ニッチを導入する家は増えていくでしょう。