太陽光発電は初期費用を抑える事が出来れば、さらに導入する世帯が増えていくと予想されています。
しかしながら、まだ導入に躊躇している方も少なくありません。
その理由として、「実際にどれぐらい光熱費を回収できないのかよくわからない」という方が多いからです。
太陽光発電を導入する場合、設置費用だけでなく将来的なメンテナンス費用もかかります。
また、現在は個人でも溜まった電気を売電契約(電気を売ること)ができますが、その買取価格が下がってきている状況です。
太陽光発電を設置する家庭が増えれば、それだけ電気を売る人が増えるため、買い取り価格が下落します。
結局、そういった費用、情勢を考えると「今までと同様に電気代を払って行くのと大差ないのでは?」と考えている方が多いです。
そういった状況を打破するには大幅な初期費用の軽減、あるいは逆に電気代高騰が太陽光発電の需要を広げるポイントになりそうです。
敷居が低くなれば太陽光発電を導入しようかなと考える人が増えます。
また、ハウスメーカーなどと協同し、新規住宅にあらかじめ太陽光発電を設置してしまうのも一つの方法です。
太陽光発電がすでに設置されている家がスタンダードとなれば、真剣に太陽光発電の導入を考える家族も増えるのではと予想されます。