豪雪地域に欠かせないルーフヒーターとは

都心部ではほとんど見かけませんが、豪雪地域ではルーフヒーターを設置しているケースもあります。

ルーフヒーターは屋根に設置されたヒーターのことです。
電気カーペットのようになっていて、屋根に積もった雪を溶かしてくれます。

屋根の雪かきは非常危険で、毎年事故も発生しています。
そういった観点からもルーフヒーターの需要が年々高まっています。

ルーフヒーターは屋根全面に取り付けても問題ありませんが、施工費用や電気代なども考えて、一部のみ装着するケースが多くなっています。
その場合は雨どい付近に装着することで、雪が下へと滑り落ちやすくなります。

屋根に積もった雪をじわじわと溶かしながら除去することができます。
屋根や雨どいなどが雪の重みでつぶれる前に溶かすことができますので、設置するご家庭も増えています。

必要に応じて電気の入切も設定でき、ランニングコストを抑えることが可能です。
ルーフヒーターは10m程度の設置で30万円から40万円ほどです。
別途、降雪センサーを取り付ける場合はさらに費用がかさみます。

1日8時間使用した場合、1ヶ月の電気料金は6000円から7000円程度かかるとされています。

ただ、一年中電気をつけておくことはありませんし、安全性なども加味すると、それほど高い費用というわけではないでしょう。