エアコン工事は室内にエアコンを設置するだけでなく、室外機を設置し、室外機との配管接続が必要です。

室外機は冷媒ガスによって冷たい空気を作り出す機能があります。
それを室内に設置したエアコンに届けて、エアコンから冷たい空気が流れる仕組みです。

一方、部屋の中に設置されたエアコンは室内の暖かい空気を吸い込んで、それを室外機に届けています。
室外機はその暖かい熱を外に送り出す仕組みもあります。

このように、エアコン設置は室外機が重要な役割を担います。
そしてこの室外機ですが、理想は風通しがよく、日陰の時間が長い場所に設置すること。

その方が冷媒ガスの効きもよくなり、冷たい空気をすぐに作り出すことができます。

ただ、部屋の位置によっては室外機の設置できるエリアが限定されてしまうかもしれません。
その時はせめて室外機と壁の間を空けるなど、空気の通り道だけはしっかり確保しておきましょう。

エアコン工事は室内の取り付けは比較的簡単で、むしろ室外機の設置場所や周辺環境の整備に時間がかかるケースがあります。

もしエアコン設置をお考えなら、どこに設置するか考えて周りを整理整頓しておきましょう。

エアコン工事は夏前、冬前は施工業者も忙しくなるので、早めに依頼しましょう。