どんなに時代が変わっても、残念ながら無くならないのが「犯罪」です。住宅においては侵入罪、つまり泥棒や空き巣がいなくなることはなく、マイホームの安全対策のためには防犯意識を高めることも忘れてはいけません。
泥棒や空き巣に狙われにくい、つまりセキュリティ面で強い家をつくるには、さまざまな点に気を配る必要があります。
- 立地
静かな場所が好まれがちなマイホームですが、あまりにも人通りの少ない場所は泥棒にとっても好立地です。また意外な盲点として、目の前に公園がある場所も要注意です。公園は周囲を下見するのに好都合で、夜になると人もおらず見通しの良い環境が生まれてしまいます。
- 窓
見晴らしの良い大きな窓は、住む人にとっては快適ですが、防犯面では十分に気を付けなければいけません。鍵を2カ所に設置したり、防犯ガラスを採用することで割れにくくなり狙われる確率を下げることが出来ます。
- フェンスや塀
昔ながらのブロック塀は、一度侵入してしまうと外から中が見えず泥棒にとっても好都合です。防犯性を高めるなら、足が掛かりにくい幅狭の縦格子がおすすめです。また生け垣や植栽も葉が茂り過ぎていると隠れるのに好都合となりますので、定期的に手入れをするなどして見通しが悪くならないように気を付けましょう。