高所作業車の業務に必要な資格2種

建設現場では欠かせない高所作業車。高所作業車を動かすには一般的な運転免許の他に専門の資格が求められます。そのため常に一定数の求人があり、現場でも重宝される傾向にあります。

 

高所作業車の運転に必要な資格は2種類に分かれます。

 

  • 作業床の高さが10m未満…特別教育
  • 作業床の高さが10m以上…技能講習

 

技能講習を修了すれば、10m未満の高所作業車も操作可能となります。現場においては当然技能講習修了者の方が有利になります。ただし講習の内容も高度になるため、現在資格を取得していない方は特別教育の修了から目指すと良いでしょう。

 

高所作業車にはトラック式と自走式があります。トラック式はその名の通り昇降装置がトラックに設置されているため、公道を走ることが出来ます。トラック式の作業車を公道で運転するためには、条件ごとに以下の運転免許が必要になります。

 

  • 車両総重量3.5t未満、最大積載量2t未満…普通自動車免許
  • 車両総重量7.5t以上11t未満、最大積載量6.5t未満…中型自動車免許
  • 車両総重量11t以上、最大積載量6.5t以上…大型自動車免許

 

中型自動車免許や大型自動車免許を有していると、それだけでも現場で有利に働きます。機会があれば取得を目指しても良いでしょう。