ロフト付き住宅のメリット・デメリット

ロフトとは、天井を高くして中二階を設けた部分のことを指します。賃貸物件だけでなく一軒家でもロフト付きの部屋を希望する人は多く、さまざまな目的のために使用されます。

 

ロフトを付けることで得られるメリット・デメリットにはどのようなものがあるでしょうか。

 

  • ロフトのメリット

・活用できるスペースが増える

・天井が高く、部屋が広く見える

ロフトの活用方法は人によって違いますが、多くは収納部屋や寝室の一つとして使われます。また中二階を作ることから天井が高めである必要があり、開放感がある広い部屋を演出することが出来るでしょう。

 

  • ロフトのデメリット

・はしごの上り下りが面倒

・夏場のロフトは熱い

 ロフトには建築基準法上で固定の階段が設置できないため、ほとんどがはしごで上り下りする形になります。そのため、大きな荷物を上げ下げするのには向きません。体調が良くない時の寝室として使用する、まだ小さいお子さまが上り下りするなども避けた方が良いでしょう。

 また、温かい空気は部屋の上部に溜まりやすいという特徴があります。冬場は快適でも、夏はやや過ごしにくいでしょう。熱に弱い物の保管にも向かないため、ロフトを収納場所として使う際には配慮が必要です。

 

ロフトにもメリット・デメリットがあります。住宅にロフトを設置する際は、よく検討しご自身の希望が叶うように設計しましょう。