ガス工事を行うのに必要な資格とは

住宅だけでなく、オフィスや店舗に使用する建物にも必須となるガス工事。新築時の工事はもちろん、ガス栓の交換や増設、ガス設備の修理など、建設業においては欠かせない工事の一つです。

 

ガス工事で必要となる主な資格をいくつかご紹介します。

 

○ガス主任技術者(国家資格)

○ガス消費機器設置工事監督者(国家資格)

○ガス機器設置スペシャリスト

○簡易内管施工士

○ガス可とう管接続工事監督者

○液化石油ガス設備士

 

ガスの種類や工事内容により、求められる有資格者は異なります。全ての資格を一度に取得するというのは難しいため、必要に応じて一つ一つ試験に臨めば良いでしょう。

「ガス主任技術者」と「ガス消費機器設置工事監督者」は国家資格、「液化石油ガス設備士」はプロパンガスに関する工事では必須の資格となります。

 

国家資格である「ガス主任技術者」は甲種・乙種・丙種の3つがありますが、合格率はだいたい2割程度と言われています。決して取得しやすいとは言えませんが、だからこそ需要の高い資格です。

ガス工事を行うには定められた資格を有していることが求められます。ガスの取り扱いには危険が伴うため、資格を持たない人がDIYで作業をすることはできません。ガスに関する施工は常に発生するため、資格を持っていれば就職や転職でも有利に働くでしょう。