大型車の免許取得にかかる費用

トラック、ダンプカー、バスなどの運転に必要な大型免許。普通免許では1トンまでしか運転できませんが、大型免許を取得すれば旅客営業車を除くほとんどの車両が運転できます。

 

建築・建設現場でも大型免許の取得により運転できる車両の幅が広がります。10トンクラスの大型ダンプカー、10トンクラスのコンクリートミキサー車、12トンクラスのタンクローリーなど、普通免許や中型免許では運転できない大型車両のドライバーは数が少なく、給与面でも優遇されるケースが多くあります。

 

ただし、大型免許の取得には費用がかかります。試験や免許交付にかかるのは合計で4万円ほどですが、教習所へ通うとなると40万円近い費用がかかります。ですが、厚生労働大臣指定講座に認定されている自動車教習所は教育訓練給付制度の対象となり、学費の20%が返還されます。支給申請などは自分で行う必要があるため、取得を目指すのであれば確認しておいた方がよいでしょう。

 

大型免許取得のための費用を会社側が全額負担する制度を設けている場合もあります。一度取得すれば自分の武器にもなるので、スキルアップして給与所得を増やしたいと思うのであれば積極的に活用しましょう。転職の際にも有利になるため、持っていて損になることは決してない免許です。