セミオープンタイプキッチンは、LDKワンルームの対面式キッチンとして多くのマンションや戸建てに普及しているのでご存知の方が多いのではないでしょうか。

セミオープンタイプキッチンは、シンク上の戸棚やコンロ前を壁のようにして仕切り、シンクの前の部分は水撥ねやリビングダイニングからの見えにくいように10～20㎝ほど立ち上げていますが、その他の部分はオープンにしているスタイルのキッチンです。

セミオープンタイプキッチンの良い点は、キッチンからリビングダイニングを見渡すことができるため、家族の様子を見ながら家事ができることや、来客があるときにはキッチンが丸見えにならないところです。そのため特に子育て世代のご家庭に人気があります。

オープンタイプキッチンのような開放感が欲しいけれど、キッチンがすべて見えてしますのには抵抗のある方や、家族とコミュニケーションを取りながら料理をしたい方には、程よく開放感がありリビングを見渡すことができるセミオープンタイプキッチンはおすすめだと言えるでしょう。

その外にも、目隠しとなるシンク上の戸棚部分は普段使わない食器や容器を入れたり、食品ストックとしても利用できるのでスペースを有効活用できるのもセミオープンタイプキッチンの人気の理由のひとつだと言えます。