無垢材の種類とお手入れ方法

木の持つ自然の温かみがある無垢材は、天然の木材から切り出したい一枚板を加工したものでフローリングの素材としてよく使用されています。

フローリング素材には他に複数の薄い板を接着剤などで固定をした「合成フローリング材」または、「集成材」と呼ばれる素材が使用されています。

無垢材で使用されている木は、オークやローズウッド、ヒノキや杉などの種類があり、仕上げの方法ではUVウレタン塗装や自然の色合いを活かしたオイル仕上げの他に、着色料を塗って元の色目よりも濃くすることも可能です。

無垢材は、木が持っている自然の調湿作用があることや、接着剤を使用していないことからシックハウスになりにくい特徴があります。また、裸足で歩くとわかりやすいですが、天然の木が持つ独特の柔らかさで足触りがよく、ほんのり木の香りが心地良いです。

 

無垢材を長くきれいに使用するにはお手入れはかかせません。

まず、水拭きをする場合は無垢素材は水に弱いため雑巾は硬く絞って拭くようにしましょう。水気のものを無垢材へこぼした時にも迅速に拭き取らなければいけません。

つぎに、半年から1年に1度はクリーナーで汚れを落としてワックスで仕上げをすると木の持つ美しさが長持ちします。