電機絶縁性とはどんな意味?どんな製品に使われているの?

「電気絶縁性」とはどのような性質なのか知っていますか?

「電気絶縁」とは電気を通しにくいことを指し、「絶縁性」とは電気を通しにくい性質の事、また「絶縁体」とは電気を通しにくい物質を指しています。

よく見かけるのが、電線に撒いているゴムのようなものは、外へ電気を逃さないために付けられています。

 

◇ 電気絶縁性の物質とは

基本的ンには樹脂製の物質は電気絶縁性の性質を持っており、塩化ビニール、アクリル、ポロプロピレン、ポロエチレン、エンジニアプラスチックのナイロン、ジャエラコン、ポリカーポーネット等があります、

これらの物質は静電気が起きやすいのが特徴です。

電機絶縁性を求められる場合は数ある樹脂素材の中も電気絶縁性が高いフェノール樹脂が多く使用されています。

 

◇ 電気絶縁性の製品

電気製品のコードやケーブル、LANケーブル、スマホの充電のコードの電線はすべて電気絶縁性です。

他にもタブレットやスマホのタッチパネルには絶縁性のあるフィルムが貼られていて、このファイルがなければタッチパネルに触るだけで感電するため非常に重要な役割をしています。

また、電子機器には半導体の中にも絶縁性の物質が使用されていて、「半導体ウエハーコート樹脂」もその中のひとつです。