太陽発電では屋根に取り付けた太陽光パネルが太陽光を吸収して発電をする方法で近年急速に普及されています。
こうして発電した電気は自宅で消費するのが一般的ですが余剰電力があれば電力会社に買取をしてもらうことも可能です。
ただし、通常太陽光発電で発電した電力は直流電流のため家の電気系統に直接行くように接続されているため、すぐには売電できません。
太陽光発電の余剰電力を売電するには手続きが必要で、まず初めに経済産業省から固定価格買取制度を利用する設備として認定されるための「事業計画認定申請」をしなければなりません。
申請から認定まで1~3ヵ月程の期間が必要なので売電を希望する場合は電力会社に相談してみましょう、
太陽光発電を売電する際に重要になるのが「FIF制度(固定買取価格制度)」です。
FIF制度とは太陽光発電などの再生可能エネルギーで発電した電力の価格を一定に定めて保証する制度で、定められた期間の間は電力会社が一定の金額で買取をしてくれます。
1kwhあたりの単価が決められていて、現在は10kw以上の太陽光発でのFIF期間は20年となっています。
FIF制度は2012年から始まり、その当時は1kwあたり40円での買取でしたが2019年には1kwあたり19円まで下がっています。