あまり知られていないエアコンの室外機の働きと運転率を高くするコツとは

普段何気なく使用しているエアコンには、家の中に設置する室内機と外に設置する室外機があります。

けれど、意外と知られていないのが室外機の役割です。

室外機は「エアコンの心臓」とも呼ばれていて、エアコンを使用するには欠かせないものなのです。

 

◇ 知っておきたい室外機の役割とは?

室内機と室外機を繋ぐ配管には「冷媒」と呼ばれるガスが入っています。

冷房では室内の熱を室内機の熱交換に取り込んで「冷媒」を使って屋外へと放出し、一方暖房では反対に室内の空気を取り込んで熱交換をして室内機の吹き出し口から暖かい空気を出しているのです。

簡単に言うと「冷媒」は酸素や栄養素を運ぶ血液のようなもので、コンプレッサーは血液を体に循環させる心臓の働きがあり、そのためコンプレッサーに不具合があるとエアコンが動かなくなります。

 

◇ 運転率を高めるには?

・ 直射日光を避ける

室外機の温度が高くなると冷房時に室内からの暖かい空気を冷媒によって下がりにくくなり、運転効率が悪くなるため、直射日光に当てないようにしましょう。

 

・ 室外機の前に物を置かない

室外機の吹出口部分の前に物を置くと空気の循環が悪くなります。そのため、室外機の周りには物を置かないようにしてください。