Ihlコンロの危険性は「電磁調理器」と呼ばれていて、ガスのように調理をするときに火を使いませんが、危険性があると言われています。
Ihlコンロはガラス製のトッププレートの中にドーナツ状の磁力発生コイルがあり電気を通すことでトッププレートを通じて上にあるなべ底を温める仕組みです。
また、Ihlコンロは磁力線によって発熱するため磁力に対応する鉄の鍋でないといけません。
そのうえIhlコンロには「温度が上がりすぎると自動で停止する機能」や「鍋が置かれていない時や使用できない鍋は通電しない機能」「切り忘れ防止機能」等の様々な安全機能が備えられています。
◇ Ihlコンロが危険の例
しかし、安全なはずのIhlコンロでも火災が起こる可能性もあります。
事例を見ると、「Ihlコンロ対応の鍋を使用していなかったが、なべ底の反りによりIhlコンロと鍋の間に空間ができて安全センサーが作動せず、火災が発生した。」
「揚げ物をするときに、健康のために取扱説明書書かれている油の量よりも少なく入れたところ、安全センサーが反応せず、油の温度が急激に上昇して火災になった」と言ったケースが見受けられます。
安全に使用するためにも取扱説明書に記載されている事項は必ず守るようにしましょう。