エコキュートは現在注目されている再生可能エネルギーを活用した給湯器です。

エコキュートはどのような仕組みなのか見てみましょう。

◇　エコキュートの仕組み

エコキュートは目には見えない大気の熱エネルギーをヒートポンプの中に取り込み冷媒（CO2）で圧縮して高温化して、その高温化された熱を利用して貯湯タンクの水を水熱交換器で温めてお湯を沸かす仕組みです。

ヒートポンプはエアコンや冷蔵庫等で活用している技術を応用しているため、パナソニックや三菱、ダイキン等の大手のエアコンメーカーが多く製造していて、自然エネルギーを利用した地球に優しい給湯器だと言えるでしょう。

ヒートポンプの原理は気体は圧縮すると温度が上がり、反対に急に開放すると温度が下がり、この原理を利用してお湯を沸かしているのです。

◇　エコキュートの特徴

エコキュートは夜間の安い電力を使用してお湯をわかすため給湯にかかる電気代が他の給湯器に比べるとコストが安く済みます。

また、再生可能な大気中の熱を使ってお湯を沸かすため環境に優しく、地球温暖化防止のための貢献にもなっています。

他にも、地震や台風などの大きな災害があった時に、万が一断水になった場合でも貯湯タンクにお湯が貯まっていれば非常用の水栓から使用することも可能です。