機械器具設置工事と聞いてイメージが沸かない方も多いのではないでしょうか。
機械器具設置工事は29種類ある建設業での専門工事のひとつで機械器具類の設置に関する幅広い工事のことを指します。
具体的にどのような工事があるのか見てみましょう。
◇ 機械器具設置工事の種類
工事内容は「機械器具などを組立てになどで工作物を建設する、もしくは工作物に工作物に機械器具を取り付ける工事」とされています。
具体的に言うと「プラント設備」、エレベーター、エスカレーター等の「運搬機器設置」、ガスターピン等の「内燃力発電設備」、「集塵機器設置」、「給排気機器設置」等があり、全部で11種類の工事があるのです。
こうしてみると、給排気機器設置は比較的大規模な工事を指していることがわかります。
◇ 機械器具設置の工事内容
給排気機器設置は基本的には建設現場にて組立てをしなかればならない機械器具の設置工事です。
そのため、機械器具の設置であっても建設現場で組み立てを必要としない機械器具は機械器具設置工事にはなりません。
建設許可業種の中でも機械機器設置工事の判断は難しく、種類によっては電気工事や菅工事等と重複する工事もあり、重複する場合はそれぞれの専門工事へ区分されます。