「トップヒートバリアー」は用途に応じて色々な箇所に貼れるアルミ製の遮熱材の一種で、「世界一高性能な遮熱材」と言われています。
ここでは、そんな「トップヒートバリアー」について詳しく解説しています。
◇ 「トップヒートバリアー」の誕生
「トップヒートバリアー」は宇宙産業のために開発されたものです。
温度差の激しい宇宙では今まで使用していた遮熱材では対応できず、試行錯誤の結果、金属の中でも価格が安く反射率が96~98%と高いアルミニウムが注目されました。
96%の反射率とは96%の熱を跳ね返し、残りの4%が透過すると意味です。
ちなみに、建物に使用されているコンクリートやレンガ、木材などの建築素材の反射率は平均すると15%以下なので、アルミニウムがどれぐらい反射率が高いのかわかります。
◇ 「トップヒートバリアー」の特徴
「トップヒートバリアー」を使用して遮熱すると室内の熱を外に逃さず、そして室外の熱を取り込まないため大幅な省エネ効果があります。
そして、施工費もリーズナブルで一度設置するとランニングコストや電気代も不要です。
また、「トップヒートバリアー」はどんな条件下の建物でも施工可能なので、住宅の屋根下や屋根上をはじめ壁や、工場、設備、作業場等の様々な場所で利用できるのが大きな魅力でしょう。