日本ではあまり聞きなれない「ドレーキップ窓」。
ヨーロッパでは一般的な窓でドイツの住宅の窓の9割近くはドレーキップ窓と言われるほどです。
◇ ドレーキップ窓とは?
日本の窓のほとんどは横にスライドして開けるタイプですが、ドレーキップ窓は「内開き」と「内倒し」の操作が一つのハンドルでできるのです。
◇ ドレーキップ窓のメリットとデメリット
・ メリット
まず「防犯性が高い」ことが挙げられます。
「内倒し」に開けると隙間が小さいため、人が侵入してくる心配もなくお部屋の換気をすることができます。
つぎに、「気密性」と「断熱性」に優れていることもメリットです。
ドレーキップ窓は窓を閉めた際にしっかりと密閉されるため、冷暖房の空気が外に逃げることもありません。
また、ドレーキップ窓は内開きなので外側の窓の掃除が楽なのも特徴のひとつです。
・ デメリット
ドレーキップ窓は内開きの窓なのでカーテンレールやロールスクリーンの取り付けには注意しなければいけません。
また、窓の開け閉めに影響するため家具の配置も気を付けなければいけないことや、一般的な窓に比べると価格が高いのもデメリットのひとつです。