プレキャストコンクリートとはあらかじめ、工場などで製造されたコンクリート部材です。

今回は、プレキャスコンクリートとRC造の違いを解説します。

◇プレキャストコンクリートとは？

プレキャスとコンクリートは工場で製造されたコンクリート部材で、高品質で耐久性、そして高精度です。

既に製品が出来上がっているので現場すぐに使用できるので、工期の短縮や天候に左右されないので品質を一定に保つ等の特徴もあります。

また、クレーンを使用して組み立てるので高所での作業が減り、作業員の安全確保と言う意味も期待できるでしょう。

デメリットは工場での規格製品なので柔軟な加工ができないことや。部材同士の接合部分が弱いです。

主に、プレキャスコンクリートはカーテンウォールや電柱、基礎杭、シールドトンネル、マンホール、電線共同溝等に用いられています、

◇プレキャスコンクリートとRC構造との違い

現場ではRC構造を「現場打ち工法」とも呼び、建設現場で型枠を設置をしてコンクリート打設をおこないます。

現場でコンクリート打設を行うので現場の状況に合わせることができるので柔軟性に優れ、規格外やデザイン性の高いものでも対応可能。

ただし、天候により品質が左右されることがあります。