集合住宅を表す言葉には「マンション」「アパート」「レジデンス」等があります。
ここでは、その中の「レジデンス」に焦点を当てて解説しています。
◇レジデンスはどのような集合住宅?
「レジデンス」とは、元来は大邸宅や高級住宅などを指す言葉でしたが、現代では高級分譲マンションを表すことが一般的です。
さらに、高級マンション内で下層階が店舗や事務所として使用されている際、上層階の住居部分を「レジデンス」と呼ぶこともありますが、「レジデンス」には明確な定義がないため、不動産会社によって呼び方が異なります。
◇マンションとの違いは?
「○○レジデンス」と名付けられているマンションは高級マンションが多いのが一般的です。
レジデンスと呼ばれる高級マンションにはいくつかの共通の特徴があります。
それらは高級住宅地にあることや、豪華な共用施設を備えているか、コンシェルジュサービスを提供していることが一般的で、高いセキュリティ対策が施されているのが特徴です。
専有部分の仕様がグレードが高く、中には専有面積が一般的に100平方メートル以上の広さを持つ物件もあります。
このような物件やタワーマンションは「レジデンス」という名称が用いられることが多いようです。