「衛生設備工事」とは?衛生設備の基礎知識を解説!

今回は、衛生設備がどういったものなのか、そして給排水設備との違いを解説します。

 

◇衛生設備とは?

設備には、給水・排水・ガスなど、快適な生活を支える重要な要素が含まれ、建物内で必要な給水・排水・ガスなどの設備全般を指します。普段は気に留めることが少ないですが、これらが正常に機能していることは、快適な生活を維持する上で不可欠です。

衛生設備工事ではこれらの設備の設置、定期検針、メンテナンスを行う工事です。

これらの設備が故障したり問題を引き起こした場合、生活環境が急に悪化する可能性があります。例えば、ガス漏れは非常に危険で、事故につながる可能性があるため、定期的な点検とメンテナンスは極めて重要です。

 

◇給排水設備との違い

給排水設備は建物内の水の供給と排出に関わる重要な設備です。建物内に水を供給するための「給水管」、建物内への水圧を確保するため「給水ポンプ」、お湯を使用するための「給湯設備」があります。

排水設備には、下水を排出する「排水管」、ビルや集合住宅などの下水が難しい場所で使用する「排水槽」、汚水を浄化する「浄化槽」があります。

給排水設備は衛生設備の一部で、私たちの生活には欠かせない設備です。