自家発電は、自宅に設置した設備を利用して電力を生み出す方法を指します。

太陽光発電などの再生可能エネルギーを活用する方法や、燃料電池を用いるエネファーム、災害時に頼りになる発電機などがあります。

近年、災害が多くなったことで注目されるようになり、導入を検討する方も増えてきました。

そこで、こちらでは自力発電のメリットとデメリットを解説します。

◇自力発電のメリット

電力会社から購入する電気の量を減らし、それに伴って電気代を節約することが可能です。

太陽光発電や風力発電などの自家発電システムでは、発電量が予想以上に多い場合、余った電力を電力会社に売ることができ、売電収入を得ることもあります。

災害時や停電時において、自家発電や蓄電池があれば、必要最低限の電力を確保することができるのはメリットだといえるでしょう。

ただし、機械によっては停電時に使用できないものもあるため、注意が必要です。

◇自力発電のデメリット

まず初期費用が高額であり、太陽光発電や燃料電池、蓄電池などを導入する場合、100万円以上の費用がかかることがあります。

さらに、設置後も定期的な点検や不具合の修理など、メンテナンス費用が必要です。

また、すべての住宅にこれらの発電装置を設置できるわけではなく、蓄電池の設置も住宅や敷地の条件によっては難しいケースがあるようです。