家庭でできる省エネ生活

現在、環境問題が深刻化しており、それに伴い省エネへの関心が高まっています。
しかし、多くの人は家庭で具体的に何をすれば省エネができるのかを理解していないかもしれません。
ここでは、家庭できる省エネ生活を紹介します。

 

◇エアコンの設定温度を見直す

まず設定温度を省エネ推奨温度に調整することが挙げられます。
冷房時は28℃、暖房時は20℃が推奨されており、1℃高め(冷房時)または1℃低め(暖房時)に設定すると、約10%の節電効果が期待できます。
他にも、電源のON/OFFを頻繁に切り替えず、室内温度を設定温度で調整することも効果的です。
また、風向きも考慮して冷房時は水平に、暖房時は下向きに風向きを調整すると、室内気温を効率的に調整できます。
エコ機能が搭載されたエアコンを使用している場合は、室温と外気温に基づいて最適な運転モードを自動で選択してくれるため、積極的に活用しましょう。

 

◇お風呂は間隔を開けずに入浴する

家族の入浴タイミングを調整することでお湯を保温する必要がなくなり、ガスや電気の無駄な消費を減らすことができます。
また、シャワー使用時にはこまめに止めて節水し、お風呂に張るお湯の量を減らすことも省エネの一環です。

 

◇冷蔵庫をいっぱいにしない

冷蔵庫内のモノを詰め込み過ぎると冷やすために余分な電力を使い、ものを探すために開閉時間が長くなり、回数も増えてしまいます。
理想的な状態は冷蔵庫の容量を7割以下に保つことで、効率的な冷却が期待されます。